推しと照明と

どこ行っても地獄

手紙と語彙

二次ヲタだったときはファンレターなんて一切書きませんでした。
初めて書いたファンレターは小学生向けノベルの作家さんへ。その次はちゃおの好きな漫画家さん。どちらも語彙が無くても"微笑ましい"で許される年齢……小学生のときに書きました。
それから十年近く経ち、推しに出会い、現在。手紙を書くたびに語彙力の無さを実感しています。

私は元々小説が好きで、得意科目は現代文の読解(漢字や文学史や古典漢文は駄目)という典型的なタイプです。ラノベより一般向け小説が好きで図書館で表紙借りしたり平均よりは読む方だと自負しています。なのに語彙力はなぜかつかない。読書量と文章力は比例しません。

この間、推しに渡すファンレターを読み返したら「かっこいい」「好き」「おもしろかった」という3つの単語でほぼ構成されており、小学生の感想文かと思いました。小学生の感想文の代筆バイトでもやりましょうか。でも今時の小学生のがもっと文章力ある気がする……。
この世に多くいる若手俳優厨の方々は推しへの手紙を読み返したときにこの単語が多いって思うことはあるあるなのか、それとも単に語彙力無しのあるあるなのか。
語彙力ってどう身につければいいんでしょうね。とりあえず、語彙力検定用の問題集を大人しく解いておきます。

前に"好きと書いていないのに想いが伝わってくる文豪のラブレター"というのを見ました。文豪でも無く語彙力も無い私は"好き"という言葉に頼るしか無いのですが、いつかはもっと豊富な言葉で推しに伝えたいです。
"好き"に頼らなくても手紙に書けたら、多分私の思っている気持ちにより近いものを推しに伝えられるのかな。

……まず語彙を鍛えるより先に、今現在もやっている推しの舞台の感想をどうオブラートに包んだらいいか考えます。すごい暗転が多くて……ク……ソ……。あの作品をおもしろいと思う感性を持っているやつと思われたくないからお世辞でもおもしろいって言いたくない(自意識過剰)推しの演技は良かったのにビジュアルが好みじゃない……演出isすごい(悪い意味で)(便利な言葉です)
早く次のストレート舞台はじまらないかな……。その前に本当手紙どうしよう……。